職業能力開発大学校/職業能力開発短期大学校(ポリテクカレッジ)
職業能力開発大学校や職業能力開発短期大学校(ポリテクカレッジ)は、日本で実施されている職業能力開発促進法に基づく教育機関です。これらの学校は、高校卒業者等の方を対象に、ものづくりの基本を習得し、企業の製造現場での最新の技能・技術に対応できる人材の養成を行っています。通常、短期大学校は2年制のプログラムで、大学校は4年制のプログラムを提供しています。
専門サイトのご紹介
現在、ナレッジステーションではポリテクカレッジの個別学校案内を実施していません。ポリテクカレッジの詳しい情報は「独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構」が運営するホームページが便利です。ポリテクカレッジ紹介サイトでは、教育訓練システムや主な訓練科の紹介、各カレッジのオープンキャンパス・入試情報等、ポリテクカレッジの取組みにかかる様々な情報をお届けしています。
ワンポイントガイド:ポリテクカレッジ ポリテクカレッジは、実践的な技術習得と知識の習得を重視したカリキュラムが特徴で、企業や産業界と連携して職業能力を開発するためのプログラムが提供されています。また、これらの学校では、卒業生が直接就職できるように、インターンシップや職業訓練を積極的に取り入れています。
一般的な短期大学校や大学校と異なり、ポリテクカレッジは、技能・技術の習得に重点を置いており、実践的なスキルを身につけることができるため、卒業後すぐに職場で活躍できる能力を持つ人材が育成されることを目指しています。
関連情報
職業教育を特徴とする日本の教育機関には、ポリテクカレッジ以外に、高等専門学校(高専)や専門学校などがあります。
高等専門学校(高専):
高等専門学校は、5年制の専門教育機関で、工学や農学、経営学などの専門分野を学びます。卒業後は、専門職や技術職として就職することができます。また、高専卒業後に大学に編入することも可能です。
・日本の高等専門学校
専門学校:
専門学校は、様々な専門分野の技術や知識を学ぶ教育機関です。修業期間の多くは2~3年制です。美術、デザイン、音楽、調理、福祉、情報技術、医療技術など幅広い分野の職業教育が行われています。文部科学省は教育の特徴を8つの教育分野に整理しています(工業、農業、医療、衛生、教育社会福祉、商業実務、服飾家政、文化教養)。
・日本の専門学校
専門職大学・専門職短期大学:
専門職大学や専門職短期大学では多様な専門分野において、実践的な教育が行われています。一般的な大学や短期大学と異なり、実践的な技能習得に重点を置いているのが特徴。インターンシップや職業訓練など、実際の職場での経験を積む機会も提供されているのが特徴です。
・日本の専門職大学
・日本の専門職短期大学
職業訓練校:
職業訓練校は、短期間で職業技能を習得することを目的とした教育機関で、主に公共職業安定所(ハローワーク)が運営しています。職業訓練は、無職の方や転職を希望する方が新たな技能を身につけるための教育を受けることができます。
・職業訓練検索
ハローワークインターネットサービス
企業内教育:
企業が独自に行う職業教育もあります。新入社員研修や技能向上のための研修、リーダーシップ研修など、企業のニーズに合わせた教育が行われます。以下、3社の人材育成に関する情報のリンクです。
・トヨタ自動車
トヨタ自動車の人材育成情報。経営者やマネージャー向けのリーダーシップ研修や、従業員の専門知識や技術習得を目的としたプログラムが行われています。
・三菱商事
・野村證券
ページ上部の画像はポリテクカレッジのホームページの一部。事務局がスクリーンショット(アクセス日:2023年4月7日)