清泉女子大学の象徴 重要文化財「旧島津家本邸」
清泉女子大学 旧島津家本邸
東京都品川区
大学のキャンパス内には博物館・美術館だけではなく、歴史的建造物も数多くあります。美しい建物、荘厳な建物を目の当たりにするとタイムトリップしたかのような感覚を味わえることでしょう。
本物の文化に触れる環境 構内に重要文化財
清泉女子大学の本館である旧島津家本邸(国指定 重要文化財)は、大正時代に島津家第30代当主島津忠重公の邸宅としてイギリス人建築家ジョサイア・コンドルにより設計されたイタリア・ルネサンス様式の洋館です。
写真は清泉女子大学ホームページから(事務局スクリーンショット/2022年11月14日)
コンドルは工部大学校(現・東京大学工学部)の建築学教授として来日し、鹿鳴館、御茶ノ水ニコライ堂、三井倶楽部、旧東京帝室博物館などの設計を手掛けたイギリスの建築家。清泉女子大学が現在、大学本館・事務棟として使用している旧島津家本邸は、現存する数少ないコンドル建築のひとつです。
大学と旧島津家本邸の関わりは、旧島津家本邸と清泉女子大学のあゆみをご覧ください。
また、薩摩・島津家については、尚古集成館のホームページをご参照ください。
学生ガイドによる見学ツアー
大学では、本館(旧島津家本邸)の見学ツアーを開催しています。旧島津公爵邸内を学生ガイドがご案内後(所要時間:約40分)、庭園をご自由に散策することができます。一般の方(個人)対象の邸内見学ツアーです。
現在、秋の見学ツアーの申し込みは終了しましたが(次回の申込受付は2023年2月頃を予定)、下記の大学ホームページ上で学生ガイドによる本館バーチャルツアーの動画、邸内画像(360°)をご覧いただけます。
清泉女子大学
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清泉女子大学と日本の大学
大学の歴史概要
1935(昭和10)年、「清泉寮」を開設。1938年、「清泉寮学院」に改称。1950年、4年制女子大学として創立。2021年、清泉女子大学創立70周年。
学部学科
文学部(スペイン語スペイン文学科、英語英文学科、地球市民学科、文化史学科、日本語日本文学科
関連ホームページ情報
・ジョサイア・コンドル - (Wikipedia)
・工部大学校 - (コトバンク)
・薩摩・島津家の歴史 - 尚古集成館
・日本の女子大学一覧 - (
日本の大学)
大学博物館・美術館の多彩な世界
ほとんどが入館無料ながら、なかなか奥深く、たっぷり楽しめる大学博物館・美術館、そして歴史的建造物。ナレッジステーションでは、ユニークでオススメの博物館などを順次、紹介していきます。
リンク集 ブログで取り上げた大学博物館・美術館リンク集(2021年10月1日)
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