国立高専 全校が「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定」目指す
独立行政法人国立高等専門学校機構(高専機構)によると、2022年度の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」の募集に全国33の国立高等専門学校(国立高専)が申請し、33件が認定されました。
また、自らの専門分野への数理・データサイエンス・AIの応用基礎力を習得することを目指す同認定制度(応用基礎レベル)には5校が7件申請し、全て認定されました。
「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」認定制度」(実施:文部科学省)の目的について同省では下記のように記しています。
数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度は、学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、それを適切に理解し活用する基礎的な能力(リテラシーレベル)や、課題を解決するための実践的な能力(応用基礎レベル)を育成するため、数理・データサイエンス・AIに関する知識及び技術について体系的な教育を行う大学等の正規の課程(教育プログラム)を文部科学大臣が認定及び選定して奨励するものです。
これにより数理・データサイエンス・AIに関する基礎的な能力及び実践的な能力の向上を図る機会の拡大に資することを目的としています。
なお、リテラシーレベル、応用基礎レベルの概要については、文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育認定制度」をご覧ください。
国立高専は、リテラシーレベルにおいて2021年度も9件認定されていて、2022年度の33件と合わせると2年間で42件(国立高専の8割強)が認定されたことになります。
高専機構によれば、2023年度は残り9校の国立高専が申請し、国立高専全51校の認定を目指すとのことです。
関連ホームページ情報
・国立高専全51校が「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」の認定を目指す
・「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」の認定・選定結果について(文部科学省)
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