八潮市が八潮高校などと産学官連携コラボスイーツ
大学生や高校生が開発した製品が地元の企業や自治体とタッグを組んで商品化されるニュースを、各地でよく目にするようになりました。
そんな中、八潮市(埼玉県)が市制施行50周年を記念して産学官連携コラボスイーツ「とまとのデザートワッフル」を完成させ、6月1日から30日まで県内のスーパーなどで販売されているという記事が目に留まりました。
この産学官コラボは、八潮市にある埼玉県立八潮高等学校、洋菓子メーカーの株式会社モンテール、さらに県内の日本薬科大学、埼玉県立大学が協力して商品の開発に取り組んだものです。
八潮市は古くから農業が盛んな地域。「八潮の八つの野菜(小松菜、ねぎ、枝豆、ほうれんそう、とまと、なす、山東菜、天王寺かぶ)」の一つであるトマトに着目し、八潮高校の生徒が同市のPRを兼ねてアイデアを考えました。
青臭いと言われるトマトを「ベジスイーツ」として商品化するにあたって、日本薬科大学は薬学、埼玉県立大学は健康開発学科健康行動科学専攻の学生が栄養学の観点からアドバイスするなど、連携事業に取り組みました。
それらの意見を反映してモンテールが商品化したワッフルは「トマト嫌いでも楽しめる味に仕上げており、トマトの甘さや香り、チーズクリームの酸味を一度に味わえる」とのことです。また、学生の意見を参考にし、商品パッケージには市マスコットキャラクター「ハッピーこまちゃん」のイラストも添えました。
今回は1ヵ月の限定販売ですが、評判がよければ期間が延長されたり、全国展開といったことがあるかもしれません。
ホームページ案内
八潮市制施行50周年記念「とまとのデザートワッフル」が完成
日本薬科大学。八潮市と地域の発展、市民サービスの向上を目的とした連携協定を締結しました
「モンテール×八潮市×八潮高等学校×日本薬科大学×埼玉県立大学」による産学官コラボスイーツ「とまとのデザートワッフル」を開発しました
株式会社モンテール・八潮市制施行 50 周年を記念した、産学官コラボスイーツ「とまとのデザートワッフル」2022年6月1日(水)より新発売
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