⼀関⼯業⾼専チームが最優秀賞「DCON2022」
「ディープラーニングコンテスト」(DCON:ディーコン)は、高等専門学校生が日頃培った「ものづくりの技術」とAI(人工知能)分野で特に成果を出す技術「ディープラーニング」を活用した作品を制作し、その作品によって生み出される「事業性」を企業評価額で競うコンテストです。
今回は「高専制度創設60周年記念第3回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2022(DCON2022)」として、4月28日・29日に本戦を開催。2020年、2021年はオンライン開催でしたが、今回は全国41チームの中から予選を勝ち抜いた10チームが東京に集結、熱のこもったプレゼンテーションを繰り広げました。
審査の結果、最優秀賞は企業評価額10億円、投資額5億円という評価を受けた、⼀関⼯業⾼等専⾨学校Team MJ「D-walk」が受賞しました。
また、⼀関⼯業⾼等専⾨学校、⼤島商船⾼等専⾨学校、佐世保工業⾼等専⾨学校の3チームに過去最高の企業評価額10億円がつけられるなど、高専の技術力や事業としての完成度に高い評価が与えられました。
本戦出場チームとその作品紹介は、DCONホームページをご覧ください。
最優秀賞
一関工業高等専門学校
チーム名:Team MJ
作品名:D-walk
インソール型の足圧センサを靴に挿入し、加速度センサを搭載しているスマートフォンを持って歩行を行うだけで学習データをもとに認知症の推論を容易に行うことができるシステム。歩行すること自体が認知症の予防にもつながるため、予防ツールとしても機能します。
高校ホームページ
・一関工業高等専門学校
ホームページ案内-1
・第3回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2022
ホームページ案内-2
日本の高等専門学校
日本の高等専門学校は北海道から沖縄県まで57校あります。設置学科が最も多いのは機械工学科(26校)となっています。