「全国高校生花いけバトル」優勝は茨城県立土浦第一高校
「全国高校生花いけバトル」とは、高校生が二人一組となって即興で花をいけ、対戦するという競技会。国内の高校に在学中の生徒であれば、華道部、フラワーアレンジメント部などの部に所属していなくてもOK。誰もが参加できます。
基本ルールは「制限時間は5分間」「主催者がステージに用意した花材、花器を使用する」などで、花をいける所作も審査対象となります。
今年度の「第五回全国高校生花いけバトル 栗林公園杯2021」決勝大会は、2022年1月22〜23日に香川県高松市にて行われました。北海道でスタートした最初の地区予選から約半年。190校380名が参加し、地区大会を勝ち抜いた11チーム22名が、香川県に集結し、頂点を目指して熱い戦いが繰り広げられました。
熱戦を制して優勝したのは茨城県立土浦第一高等学校、準優勝は相愛高等学校(大阪府)のペアが受賞しました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で決勝大会は無観客での開催となりましたが、大会の様子はライブ配信され、躍動感溢れる高校生の「バトル」を多くの人が楽しみました。
なお、YouTube「hanaikebattle official」では決勝大会、地方大会の他、大会の内容紹介「花いけのいろは」などを観ることができます。
写真はイメージ(unsplash)
「花いけバトル」を題材とした小説も
『塞王の楯』で2022年、第166回直木賞を受賞した今村翔吾さんですが、「花いけバトル」を題材した小説『ひゃっか! 全国高校生花いけバトル』(文響社)を2018年に発表しています。
同社のホームページには「花を愛する女子高生・春乃と大衆演劇の花形・山城貴音のコンビが頂点を狙う!……都内に住む普通の高校二年生、大塚春乃。彼女は昨年の「全国高校生 花いけバトル」決勝を見て以降、この大会に出ることが目標になっていた。……。」と紹介されています。
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