「高専GCON2021」12チームが本選へ進出
続報
「高専GCON2021」本選(成果発表会)が1月22日に開催され、「三重県の名産品を知って観光名所を駆け巡る地方創生スマホゲームアプリの開発 ~MIE IKONI CIRCUIT~」を提案した、鈴鹿工業高等専門学校(三重県)の電子情報工学科チームが「最優秀賞」を受賞しました(2022年2月2日追記)
高専GCON2021(高専GIRLS SDGs x Technology Contest)は、国立高等専門学校機構が主催するSDGs(持続可能な開発目標)の観点から、自分たちの研究やアイデアが社会課題解決に向けてどのように貢献できるかを競うコンテストです。
「高専におけるSociety5.0 型人材育成機会の拡大」「女性技術者・研究者が少ない日本の現状打破」に向けて、技術の社会実装に取り組んでいる全国の高専女子(チーム参加の場合は男子学生も参加可能)42組がエントリー。
合同審査会では、(1)SDGsへの理解(2)イノベーションの視点から発送力や社会へのインパクト、影響力(3)技術的な裏付け、について評価し、自分事として取り組んでいることを重視して選考、下記の12チームが本選進出を果たしました。
・仙台高専
「画像処理と機械学習でわかる!今日の食品ロス予報」
・鶴岡工業高専
「SDGs目標達成のカギはお酒?~地元のお酒を使った燃料電池発電実験~」
・群馬工業高専
「1.23V電圧下での水の電気分解」
・東京工業高専
「ウキクサの活用法に関する研究」
・富山高専
「廃棄物と廃棄物から資源価値を創造するエシカルプロセスの創成」
・鈴鹿工業高専
「三重県の名産品を知って観光名所を駆け巡る地方創生スマホゲームアプリの開発 ~MIE IKONI CIRCUIT~」
・奈良工業高専
「能動制御キャスターの開発 (能動制御台車の4輪化)」
・奈良工業高専
「かけるだけで新時代にきた気分に⁉ AI機能搭載 サングラス型カメラ」
・米子工業高専
「卵殻を用いて簡便に作製できるPM2.5吸着材料の開発」
・北九州工業高専
「イチゴでアレルギー症状を緩和する〜抗アレルギー成分GAPDHを多く含むイチゴ品種の探索〜」
・佐世保工業高専
「いつでも、どこでもファインバブルを作る!~泡の力で地球を健康に~」
・佐世保工業高専
「電気の力で磯焼けから海を守る!」
本選(成果発表会)は1月22日にオンラインで開催し、ビデオプレゼンテーション(4分)と質疑応答が行われます。本選の模様は日本経済新聞の映像ポータル「日経チャンネル」で無料配信し、またアーカイブを1年間配信されるとのことです。なお、今回の高専GCON2021は、来年の「高専制度創設60周年記念」に向けたプレ大会として開催されます。
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