2025年度大学入学共通テスト「情報」を導入(ニュース拾い読み)
2020年度に施行された新学習指導要領に基づき、高校では2022年度から情報科の科目を再編、新科目「情報」がスタートします。
全ての生徒が履修する「情報Ⅰ」ではプログラミング、ネットワーク(情報セキュリティを含む。)やデータベース(データ活用)の基礎等を学びます。また、発展的な「情報Ⅱ」(選択)も新設され、2科目となります。
これを受け。大学入学共通テストでも2025年度入試で「情報」(情報Ⅰ)が初めて出題されます。
朝日新聞と河合塾は共同で、2025年度入試(一般選抜)で「情報」を課す大学がどの程度に上るのかを調査、その結果を公表しました(調査期間:2021年6月〜8月)。調査結果によると共通テストか個別試験、または両方で課す方向と答えたのは87大学。「大学入学共通テストと個別試験で課す・課す方向」としているのは筑波技術大学、京都府立医科大学、千葉工業大学、東洋大学など。「大学入学共通テストで課す・課す方向」としているのは秋田大学、名古屋工業大学、大阪教育大学、九州工業大学、獨協大学、国学院大学、中央大学、立教大学など。また、奈良県立医科大学、仙台大学、独協医科大学、昭和薬科大学、聖心女子大学などは「大学入学共通テストでも個別試験でも課さない、課さない方向」と回答。
一方、およそ4分の3の大学が判断材料の不足などを理由に「検討中」「わからない」としています。
参照リリース記事
・教科「情報」、87大学が入試で使う意向 本当に実施?懸念の声も(朝日新聞デジタル/有料会員記事)
Yahoo! JAPANニュース「教科『情報』87大学が入試で使う意向 共通テスト初出題の25年度」で上記記事の一部を読むことができます。
関連情報
・新学習指導要領の全面実施と学習評価の改善について/pdf - 文部科学省
・令和7年度以降の試験 - 大学入試センター
・大学入試情報提供サイト - 文部科学省
画像は文部科学省が公開する「新学習指導要領の全面実施と学習評価の改善について」の一部を事務局がスクリーンショット(アクセス日:2021年9月23日)
関連情報  ナレッジステーション
・大学入学共通テストを実施する大学
・大学入学共通テストを実施する短期大学
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