江戸川区と専門学校が学官連携でパラスポーツマンガを刊行
江戸川区(東京都)が、東京パラリンピックでも行われる車いすラグビーを題材にした漫画「「ONE TEAM –無限の戦車(チャリオット)–」を東京コミュニケーションアート専門学校 (江戸川区西葛西5丁目)と学官連携で江戸川区が発行しました。
江戸川区のホームページを見ると、同区は、平成28年に都内区市町村で初の障害者スポーツ専担の係を設置。パラスポーツの普及啓発活動の促進と魅力発信のため、区内にキャンパスを持つ学校法人滋慶学園「東京コミュニケーションアート専門学校」と、学官連携による共同事業を実施していると記されています。その一環としてパラスポーツマンガの刊行を行っており、今回の車いすラグビーを題材にした漫画は第3弾。1作目はパラバドミントン、2作目はコーフボール(ドリブル禁止のバスケットボールに似た競技)を取り上げています。
原作は、江戸川区とココロ直氏(作家/東京コミュニケーションアート専門学校講師)。作画は、昨年12月に同専門学校マンガ専攻の約50名の中から選考されたペンネーム「えびど〜」(当時同専門学校マンガ専攻3年生)さんが担当しました。
作品はA5判、48ページ。4,500部印刷され、区立小中学校や都立高等学校、都立特別支援学校に配布。また、区内の銭湯や病院の待合スペースにも閲覧用として配置されます。
専門学校における産学官連携は数多くありますが、例えば、札幌マンガ・アニメ&声優専門学校 (北海道札幌市)は、「地域や企業・団体と連携して実践的に学ぶ」ことを目的として、さまざまな産学官連携コラボレーションを実施しています。
画像は江戸川区ホームページのものを一部を事務局がスクリーンショット。アクセス日:2021年5月6日
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・学官連携のパラスポマンガ第3弾「ONE TEAM –無限の戦車(チャリオット)–」刊行(江戸川区)
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東京都江戸川区 - Wikipedia
江戸川区は東京23区の東端に位置し、面積は東京23区で4番目の広さを持つ。西を荒川と中川で区切られ、東は江戸川で千葉県浦安市と市川市に接し、南には東京湾を望む。都心部へのアクセスの良さや公園の多さ、子育て世代への支援の充実などから若い世帯の多いベッドタウンとして発展し、2019年には人口が70万人を超えた。合計特殊出生率は中央区に次いで23区で2番目に高い。