大河ドラマ「青天を衝け」の主人公、渋沢栄一の検定
今年(2021年)のNHK大河ドラマは「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一が主人公の『青天を衝け』。その放送開始に合わせて渋沢栄一の人物像・彼の歩んだ人生や功績などを学ぶ「渋沢栄一検定」が始まります。
「渋沢栄一検定」オンラインで実施
検定は渋沢栄一記念財団・渋沢史料館が出題を監修。主催は株式会社旺栄(学校法人中央工学校グループ)です。どちらも渋沢氏が晩年を過ごした東京都北区にあることなどから、彼の人物像や功績、その理念や思想を学ぶだけでなく、北区の魅力を知ってもらおうと今回の企画が実現しました。検定は初級・中級があり、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてオンライン形式で実施されます。
画像は渋沢栄一検定ホームページを事務局がスクリーンショット(アクセス日:2021年1月26日)
その他、歴史上の人物に因んだ検定
歴史上の人物の名を冠した検定には、他にどんなものがあるのでしょうか。
例えば、「家康公検定」は、公益財団法人德川記念財団・岡崎商工会議所などが主催しています。徳川家康家公について学び・家康公から学ぶことで、これからの社会のあるべき道を構想する機会として2010年より始まったのが「家康公検定」です(ホームページより)。なお、1月に予定していた検定はコロナ渦で延期されています。
新選組副長、土方歳三の出生地である日野市、並びに日野市観光協会が後援する「新選組検定」では、4級(隊士)から1級(局長)までの4段階でレベルに応じた問題が出題されます。こちらも2020年はコロナ渦で延期となりましたが、ホームページでは過去問も公開されています。
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2019年4月15日のプログ記事にて、2024年度上期に発行予定の新しいお札(日本銀行券)の肖像について取り上げています。新一万円札の渋沢栄一、新五千円札の津田梅子、新千円札の北里柴三郎を紹介していますのでこちらもご覧ください。