若狭高校が開発したサバ缶 宇宙から星三つ(朝日新聞記事から)
2020年12月23日
12月22日の朝日新聞夕刊(デジタル版は12月19日付)に「サバ缶 宇宙から星三つ 福井の高校生が開発 14年越しの夢」という記事を目にしました。
宇宙ステーション(ISS)に滞在して活動を続けている宇宙飛行士の野口聡一さんが、福井県立若狭高校(福井県小浜市)が開発した「サバ醬油味付け缶詰」をユーチューブを通して「醤油がしっかり染みていて大変おいしい」と紹介したというものです。
同記事ではその経緯を次のように記しています。
サバ缶は若狭高校に統合された小浜水産高校が製造を始めたもので、その製造工程が2006年に食品の衛生管理に関する手法「HACCP(ハサップ)」を取得したのが始まり。
「私たちの缶詰を宇宙に飛ばせるのでは」との生徒の声が次の生徒へと引き継がれ、夢を叶えました。
ちなみに宇宙航空研究開発機構(JAXA)が宇宙食として認証している宇宙日本食は45品目ありますが、高校が製造しているのは、若狭高校のサバ缶(2018年に認証)のみです。
高校生が開発し、製品化された商品は全国の専門高校にたくさんあり、以前にもブログで紹介していますが、これからもエールを込めて紹介していきたいと思っています。
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・宇宙でも「うまい」野口さん太鼓判 高校生開発のサバ缶(朝日新聞デジタル)
・野口聡一さんが若狭高のサバ缶を紹介した動画/Real Life on ISS 001(Youtube)
・サバ缶 宇宙食に認定(福井県立若狭高等学校)
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