大学入学共通テスト2025年から「情報」新設へ(各社報道より)
2025年度から7教科21科目に再編成「情報」を新設
10月21日、マスコミ各社から「大学入学共通テスト2025年から「情報」新設へ」という報道がなされました。
現在の中学2年生が受験する2025年からの大学入学共通テストにおいて、出題教科・科目を現在の6教科30科目から7教科21科目に再編成、「情報」を新設する検討案をまとめたというものです。
出題教科を国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語の6教科に加え、情報の新設を検討。コンピューターの仕組みやプログラミングを学ぶ「情報Ι」を出題範囲とするとしています。
大学入試センターは検討を行っているところと発表
この報道を受けて、大学入試センターでは「令和7年度大学入学者選抜からの大学入学共通テストの出題教科・科目の検討状況について」の文書で状況について説明を行っています。同センターの説明には以下のように書かれています(一部抜粋)。
大学入試センターでは、これまで、幅広い分野の専門家のご参画を得て、令和7年度からの大学入学共通テストの出題教科・科目等についての検討を行っているところです。この度、途中段階ではありますが、一定の方向性について整理を行いましたので、大学入学共通テストを共同で実施する大学関係者はもちろん、高校関係者に対しても情報提供を行い、ご意見を伺っているところです。
また、10月23日に行われた萩生田文部科学大臣会見でも、現段階で情報科を令和7年度からの大学入学共通テストの試験科目に加えるかどうかは検討中で決まっていないと答えています。その一方で、2022(令和4)年度からの新学習要領では「情報Ι」が始まることを受けて情報科の充実が求めれるとも話しています。
ホームページ案内(外部ページ)
・大学入学共通テストの再編案 「情報」新設へ 2025年から(NHK)