日本学生支援機構 コロナで経済的困窮の学生への支援に助成金
‣目的は新型コロナで経済的に困窮した学生を支援
‣対象校は大学、大学院、短大、専門学校、高専(4・5年)など
‣助成の対象となる支援事業は遠隔授業を受けるための通信費など
新型コロナウイルス感染症の影響で学費等支援を必要としている多くの学生がいます。文部科学省でも「新型コロナウイルス感染症の影響を受けた学生等への経済的支援一覧」のページで学びの継続のための学生支援緊急給付金や高等教育の修学支援新制度、国の給付型・貸与型奨学金制度、各大学・自治体・民間の制度などを紹介しています。
目的は新型コロナで経済的に困窮した学生を支援
そんな中、日本学生支援機構(JASSO)では、今年の5月から「新型コロナウイルス感染症対策に係る寄附金」を募り、これまでに寄せられた約10.2億円の寄付金にJASSOの「学生支援寄附金」を加えた約20億円で「新型コロナウイルス感染症対策助成事業」を実施すると発表しました。
対象校は大学、大学院、短大、専門学校、高専(4・5年)など
対象となる学校種は大学・短期大学(専攻科、別科及び大学院を含む)、高等専門学校(4・5年及び専攻科)、専修学校専門課程及び日本語教育機関等。
1校あたり20万円~120万円の範囲内でJASSOが内示した額を上限として助成するとのことです。また、助成の条件は経済的に困窮した学生等に対する大学等独自の支援策であること。支援の対象となる学生等の条件及び1人あたりの支援額は各大学等で独自に設定するとしています。
助成の対象となる支援事業遠隔授業を受けるための通信費など
助成の対象となる支援事業についてJASSOの設定は次のとおりです。
1. 遠隔授業を受けるための通信費
2. 学生生活を送るための食費
3. 修学のための教材(参考図書)購入費
4. 一時的な帰省または帰省先から戻るための交通費
5. その他新型コロナウイルス対策として支援する1から4に類する経費
助成金は2020年10月下旬から順次交付される予定です。
ホームページ案内(外部ページ)
・寄附金による「新型コロナウイルス感染症対策助成事業」の実施について(JASSO)
ホームページ案内