多くの人へ届けたい!農業高校の実習店舗やネット販売
農業高校生の作る・加工する・販売する
全国の農業高校では、生徒たちが育てた野菜などの生産品や加工品を校内の直売所や近隣の催事などで販売しています。今回のコロナ禍の中で思うように実習販売を行えない高校がある一方、感染防止のための対策を徹底して実習店舗を開いている学校もあります。
リアル店舗 相馬農業高校
例えば、福島県立相馬農業高等学校では9月17日、食パン、マドレーヌ、パウンドケーキ、ポルポローネ、ガンヅキ、ブドウジャム、ラクピス、トマトジュース、パプリカなど数多くの品数を用意して今年4回目となる「相農ショップ」を開催、大盛況だったとのことです(次回は11月20日に開催予定)。
事例:北海道 農業高校26校が結集
北海道では「ほっかいどう農業高校大会2020」として、催事販売の機会がなくなった道内26校の生徒たちが生産した農産物や加工品を9月末日まで、札幌テレビネットショッピング内の特設サイトで販売しています。各高校個別の商品以外にも「道央」「道北」「道南」「道東」の各ブロックの高校で持ち寄った商品もあります。残念ながら、既にほとんどの製品が売り切れとなっていますが、ホームページではそれぞれの商品の説明や高校情報も掲載されているのでページを見るだけでも楽しめます。
ふるさと納税返礼品としても
また、長野県南安曇農業高等学校では生徒が実習等で生産した鶏卵、季節の花・リンゴ・ブドウなどの生産物、ジャム等の加工品を校内販売していますが、安曇野市のふるさと納税の返礼品の一つにもなっています。中身はトマトケチャップ、りんごジャム、ブルーベリージャム、イチゴジャム、トマトジュースの詰め合わせで通称「南農で生まれた新たな命」。申込受付は10月中旬からです。
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