プログラミング教育必修化 文科省が手引(第三版)を公表
2020年度からのプログラミング教育必修化。小学校では2020年度から、中学校では2021年度からプログラミング教育が必修化されます。また、高校でも2022年度より教科「情報」の中でプログラミングを扱うことになります。
「プログラミング教育」という名称から学校で「プログラムの技術を学ぶ」と思う方もいるようですが、文部科学省が意図しているのは「プログラミング的思考」(論理的思考)。「学習指導要領解説」で次のように定義されています。
自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合わせが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号をどのように組み合わせたらいいのか、記号の組合わせをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、ということを論理的に考えていく力
文部科学省では小学校での必修化が目前となった2月18日、「小学校プログラミング教育の手引(第三版)」を公表しました。小学校プログラミング教育の手引」は、学習指導要領や解説で示している小学校段階のプログラミング教育の基本的な考え方などをわかりやすく解説したものです。
今回の改訂(第三版)では、「総合的な学習の時間において「プログラミングが社会でどう活用されているか」に焦点を当て、企業と連携しながら行う指導例の追加」「ICT環境・教材の整備の必要性や留意事項について記載」などの修正更新、追加が実施されました。
また、「未来の学びコンソーシアム」のサイトでは小学校プログラミング教育の概要やプログラミング教育を行う際に必要となるビジュアル型プログラミング言語の基本的な操作を手順ごとに分かりやすく説明した教材、実施事例などが紹介されています。
小学校プログラミング教育の概要を紹介した動画もあり、教育現場の人間でなくても「なるほど!」と楽しめそうです。
ホームページ案内
・小学生を中心としたプログラミング教育ポータル(未来の学びコンソーシアム)