高校牛児が集う「和牛甲子園」鹿児島県立市来農芸高校が最優秀賞
2020年2月6日
野球はもとより、各ジャンルで様々な「甲子園」が開催されています。
その中でもユニークな「甲子園」の一つと言えるのが「和牛甲子園」(JA全農主催)。和牛を肥育する全国の農業高校の生徒、高校球児ならぬ「高校牛児」たちの大会です。日頃の和牛飼育の取り組みを発表し、その成果としての和牛の肉質を競い合います。
第3回大会となる今回は、全国17県・30校が出場、東京・品川の東京食肉市場、品川グランドホールで1月16~17日に開催されました。
飼養管理のこだわりなど取り組みを評価する部門と、育てた和牛の枝肉の肉質を評価する部門の2部門で競い、その結果、総合評価部門の最優秀賞に鹿児島県立市来農芸高等学校が輝きました。なお、枝肉評価部門の最優秀賞は岩手県立水沢農業高等学校となりました。
また、栃木県立真岡北陵高等学校の畜産専攻の生徒が「和牛甲子園」で優良賞を受賞した和牛肉を2月1日、小山市のスーパー、マルエツ小山店で販売。「愛情を込めて育てたので、おいしく食べてほしい」とアピールしました。
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・第3回 和牛甲子園の開催について ~集え!!全国の『高校牛児』~(JA全農)
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