「観光甲子園」 インバウンド部門グランプリは浜松学芸高校
「観光甲子園」(全国高等学校グローバル観光コンテスト)とは、観光地のプロモーション動画を作成するコンテストです。
全国各地の観光による地方創生を目指す「インバウンド部門」とハワイを訪れて観光課題解決を考える「アウトバウンド部門」。両部門に設定されたMISSION(=課題)に対してまずは計画書作成の予選にエントリーし、審査通過チームが動画制作で決勝を目指すという内容です。
1月25日、26日には全国から勝ち上がった「インバウンド部門」10チームと「アウトバウンド部門」5チームが神戸市で最終プレゼンテーションを披露しました。
審査の結果、「インバウンド部門」のグランプリは、静かな環境でのんびり過ごしてもらう「アンダーツーリズム」を提唱した浜松学芸高等学校の「天浜線のメモリー」。天竜浜名湖鉄道と沿線をPRしたものです。
準グランプリは沖縄県立本部高等学校の「もとぶBlue」。本部町伝統のカツオ漁や藍染めを体験しながら撮影し、海やアジサイの風景と共に動画にまとめました。
「アウトバウンド部門」でグランプリに輝いたのは鳥取県立鳥取西高等学校。漁労やタロイモの栽培などで自給自足し、自然との共存を重視する現地住民に注目しました。
準グランプリは、兵庫県の灘高校。キラウエア火山や「王家の谷」と呼ばれるワイピオ渓谷を巡り、19世紀の英国の女性探検家イザベラ・バードのハワイ紀行を追体験した作品です。
決勝進出作品はYouTubeで公開されています。
2020年は、東京オリンピック・パラリンピックイヤー。オリンピック開幕まで半年を切りました。オリンピック・パラリンピック開催に合わせて4000万人の外国の方が日本を訪れると予想されています。競技を楽しむだけでなく、各地での観光や日常の日本の生活に触れるのも楽しみにしていることと思います。
高校生のアイデアが「日本のおもてなし」の参考になるかもしれません。
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