平成30年度私立大学初年度授業料、平均90万4,146円
文部科学省は2019年12月25日、私立大学等の平成30年度(2018年度)入学者における学生納付金等調査結果を公表しました。
調査は、日本私立学校振興・共済事業団から文部科学省がデータ提供を受け、私立大学などの昼間部における初年度学生納付金についてまとめたもの。集計学校数は私立大学581大学、私立短期大学296大学、私立高等専門学校3校です。
データによると、平成30年度の私立大学(学部)における授業料は90万4,146円(対前年度比0.5%増)、入学料は24万9,985円(同0.8%減)、施設設備費は18万1,902円(同0.3%増)。初年度学生納付金(授業料、入学料、施設設備費の合計)は133万6,033円(同0.2%増)。
授業料を学部系統区分でみると、最も高いのは歯学部(系)で322万5,206円、第2位は医学部(系)が266万7,583円。最も安いのは神・仏教学部(系)の73万658円で、次いで社会福祉学部(系)74万8,868円で、やはり理系の授業料が文系(芸術系を除く)の授業料より高いという結果となっています。
私立短期大学は授業料が70万3,287円(対前年度比0.5%増)、入学料は24万1,836円(同1.3%減)、施設設備費は17万3,775円(同0.4%減)で、合計は前年とほぼ同額の111万8,898円。
私立高等専門学校は授業料70万744円(対前年度比53.8%増)、入学料24万1,860円(同19.4%増)、施設設備費9万4,186円(同25.9%減)で、合計103万6,791円(同32.0%増)。
同ページでは、上記の他にも私立大学院の初年度学生納付金の調査結果、私立大学の初年度納入金等の推移、国公私立大学の授業料等の推移についても公表しています。
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