「デザコン2019 in TOKYO」メインテーマは~新『五輪書』~
「全国高等専門学校デザインコンペティション」(通称:デザコン)は、全国の高等専門学校で競われるロボコン(ロボットコンテスト)、プロコン(プログラミングコンテスト)に続く、第三の競技です。
デザコンは、主に土木系・建築系で学んでいる学生を中心にして全国の高専生が参加するもので、生活環境に関連した様々な課題に取り組むことにより、より良い生活空間について考え提案する力が育成されることが期待されています。
今年のメインテーマは「新『五輪書』―〈デザイン〉の奥義を究めよ―」
「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」の前年にあたるということもあり、オリンピックにちなんだメインテーマが設定されました。このテーマのもと、「二十一世紀というグローバル時代に求められる<デザイン>の奥義、それぞれにおける新『五輪書』を追究してほしい。(大会概要より)」の趣旨に沿って、空間デザイン部門、構造デザイン部門、創造デザイン部門、AMデザイン部門、プレデザコンの5部門に分かれて競技が行われました。
本選は12月7日〜8日に東京で開催され、東京都立産業技術高等専門学校が主管校となって、大会を盛り上げました。
各部門のテーマと最優秀賞は下記のとおりです。
▼空間デザイン部門 【多文化共生空間の創出】
秋田工業高等専門学校(秋田県) ┃ KS
▼構造デザイン部門 【カミってる!!】
米子工業高等専門学校(鳥取県) ┃ KS
▼創造デザイン部門 【彼(か)を知り、己を知る -未来につながる持続可能な地元創生―】
米子工業高等専門学校(鳥取県) ┃ KS
▼AMデザイン部門 【社会的弱者に向けたスポーツ支援アイテム開発】
神戸市立工業高等専門学校(兵庫県) ┃ KS
AMデザイン部門とは、3Dプリンタを活用して提示された課題を解決する道具等を作成する部門です。
▼プレデザコン部門 【気になる“もの”】
・空間デザインフィールド
神戸市立工業高等専門学校(兵庫県) ┃ KS
・創造デザインフィールド
サレジオ工業高等専門学校(東京都) ┃ KS
・AMデザインフィールド
津山工業高等専門学校(岡山県) ┃ KS
プレデザコン部門は、高等専門学校に在籍する本科3年生以下の学生のみが応募できる部門です。
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