高等教育の修学支援新制度、文科省が対象校を公表
2019年10月1日
文部科学省は9月20日、「高等教育の修学支援新制度」の対象となる教育機関(大学、短大、専門学校、高専)を公表しました。
「高等教育の修学支援新制度」は低所得世帯の学生に対し大学等の授業料減免や給付型奨学金を拡充するというものです。授業料を最大で年70万円減免するほか、生活費として返済不要の給付型奨学金を最大で年91万円支給、2020年4月より開始となります。
今回公表された概要を見ると、国公立の大学・短期大学186校と、国公私立の高等専門学校57校はいずれも利用を申請し、全てが要件を満たし、認定されました。私立大学では、経営上の理由で要件を満たせないなどで31校が申請を見送りました。
一方、専門学校は全体の62%に当たる約1,700校が認定されました。学校独自の奨学金が充実している、社会人学が多いなどから申請を見送った学校もあり、申請を行った学校そのものが62%程度だったとの背景があります。
対象校の一覧に、国立の大学・短大・高専・専門学校、私立の大学・短大・高専は文部科学省のホームページに、専門学校については文部科学省のホームページにリンク先一覧(各都道府県等のの該当のホームページ)が掲載されています。
ホームページ案内
・支援対象となる大学・短大・高専・専門学校(高等教育の修学支援新制度/文部科学省)
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