青少年のインターネット・リテラシーに係る調査結果を公表(総務省)
総務省は7月5日、「2018年度青少年のインターネット・リテラシー指標等に係る調査結果」を公表しました。
総務省では、2012年度より毎年、高等学校1年生を対象に、青少年のインターネット・リテラシーを測るテストをインターネット等の利用状況に関するアンケートとあわせて実施。2018年度は78校・12,626名を対象に、テスト及びアンケートを実施し、その結果が公表されたものです。公表された調査結果のポイントは以下のとおりです(総務省ホームページより一部抜粋)
2018年度の全体としての正答率は69.6%で、2017年度(68.8%)より向上したが、3年前(69.7%)との比較では横ばいである。3年前の比較を項目別に見ると「セキュリティリスク」の正答率が相対的に大きく上昇している一方で、「不適切利用リスク」の正答率が相対的に大きく下降している(セキュリティリスク:65.3%(2015年度)→67.4%(2018年度)、不適切利用リスク:82.4%(2015年度)→80.2%(2018年度)。
高校生の95.8%がインターネット接続機器としてスマートフォンを保有しており、保有するインターネット接続機器のうち最もよく利用する機器として、高校生の92.2%がスマートフォンを挙げている。
平日1日当たりの平均利用時間は、他の機器に比べ、スマートフォンについて2時間~3時間の利用が最も多い。平日のスマートフォンの利用時間別の正答率では平均利用時間が1時間~2時間が最も高く、平均利用時間2時間以上においては、利用時間が長いほど正答率が低下する傾向にある。
調査の詳細は、総務省の「2018年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等に係る調査結果」(PDF)をご覧ください。
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「2018年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等に係る調査結果」の公表(総務省)
「2018年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等に係る調査結果」(PDF 総務省)
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