豊島岡なども高校募集停止、完全中高一貫教育へ(東京都)
2019年7月9日
中高一貫教育校とは文字通り、中学・高校の6年間の一貫教育を行う学校です。「一貫教育=高校での生徒募集なし」と思われる向きもありますが、実際には高校での生徒募集を実施している学校としていない学校があり、年々、高校での生徒募集を停止する学校が増えています。
東京都でも、直近では本郷高等学校(豊島区)が2020年4月、豊島岡女子学園高等学校(豊島区)が2021年4月の入学生を最後に高校での募集を停止すると発表しました。
また、東京都立の公立中高一貫校は10校(うち5校は中等教育学校)ありますが、併設型の5校も2022年までに高校募集を停止し、中学募集の規模を拡大する計画(「都立高校改革推進計画・新実施計画(第二次)」の策定について)が2月14日、東京都教育委員会から発表されています。
これによると、2021年度入学生から富士高等学校、武蔵高等学校が、2022年度入学生から両国高等学校、大泉高等学校が高校での募集を停止、白鷗高等学校についても、2021年度以降の募集停止を予定しているとのことです。
ホームページ案内
・中学校及び高等学校 入学試験の変更について(本郷高等学校)
・高等学校 入学試験の変更について(豊島岡女子学園高等学校)
・「都立高校改革推進計画・新実施計画(第二次)」の策定について(東京都教育委員会)