紙幣の肖像画と学校、大学
2019年4月15日
4月9日、5年後に新紙幣を発行することが政府から発表されました。お札に描かれる肖像画は、1万円札が渋沢栄一、5千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎です。
津田梅子は津田塾大学の創設者です。北里柴三郎は北里研究所の創立者であり、北里大学の学祖です。両大学は創設者名、学祖が大学名となっています。一方、渋沢栄一の「渋沢大学」はデータがありません。学校の設立の関係調査はWikipediaを参照しました。
渋沢栄一は実学教育への関心が薄かった時代、あらゆる学校の設立・経営に携わっています。
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「渋沢は教育にも力を入れ森有礼と共に商法講習所(現一橋大学)、大倉喜八郎と大倉商業学校(現東京経済大学)の設立に協力したほか、二松學舍(現二松學舍大学)の第3代舎長に就任した。学校法人国士舘(創立者・柴田徳次郎)の設立・経営に携わり、井上馨に乞われ同志社大学(創立者・新島襄)への寄付金の取り纏めに関わった。また、男尊女卑の影響が残っていた女子の教育の必要性を考え、伊藤博文、勝海舟らと共に女子教育奨励会を設立、日本女子大学校・東京女学館の設立に携わった」。 "
画像は財務省ホームページからスクリーンショット(事務局アクセス日:2019年4月8日)